家建築まち商品
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桜の並木を望む堤防沿いの敷地。 2階リビングにあるL型の大開口を通じて、川面や堤防、母屋の庭が織りなす四季の変化と成長が家族の生活とともに展開されます。
北前船の寄港地として栄え、文化が花咲いた三國湊。その情緒ある面影を残していく為に、使われなくなった町家を一棟貸し宿として活用していくプロジェクト。事業主の小針様の出身地である三国町安島の方言「んだこ」は「我が家」を意味します。この三國湊の風土を感じながら、在りし日の生活を体験できるようにという想い。 んだこWEBサイト http://www.ndako.jp/
銀行事業の未来的戦略の一つとして支店統合が進む中、越前和紙の産地である今立も既存2店を統合。敷地は旧今立町庁舎の跡地であり分庁舎や文化施設のある地域の中心地。雪深い地の本施設は 『普請』となるよう、木造・左官・和紙の『手仕事の建築』。他にはない新しい機能「地域交流室」「アプローチテラス」を備え、地域の人々が豊かな生活をする為の社会性や交流を育みます。
越前市には打刃物の拠点が2か所。ひとつは田園風景のなかにある味真野のタケフナイフビレッジで、もうひとつは大小の多様な工場がある池ノ上工業団地。全国でも数少ない和包丁の柄をつくる会社、山謙木工所は、その小規模な工場が並ぶ殺伐とした一角にあります。 外部は工業的素材と自然素材を組合せた姿をまとい、2枚の深い屋根によってガラスに包まれた内部を守ります。内部はグレーのトーンで統一。美しい越前打刃物や漆芸品が映える様な素材や色を選び、建築との相互補完を実現。 柄と繪WEBサイト https://etoe2020.com/
丸岡城のふもと(小さな城山)にある「一般社団法人丸岡城天守を国宝にする市民の会」の拠点兼カフェ。 城周辺も、日本各地の状況と同じく空家が増えている状況のなか、その活用モデルとして県のふるさと茶事業により小さな民家を改修。 城小屋マルコ FBページ:https://www.facebook.com/shirokoyamaruco/ 一般社団法人丸岡城天守を国宝にする市民の会 WEBサイト:https://maruoka-shimin.jp/
幹線道路から一歩入った、さいの目状に構成された古い住宅街。既に何十年も前に土地分譲された地域ではありますが、利便性のよいこともあり、世代の代謝が比較的うまく機能しています。そのような街に、子育て世代の施主家族が街とのつながりを保ちながら住まう。そのあり方を提案しています。
どこでも組立可能な実寸大模型(モックアップ)のような家具。県産材を用いて、福井県立図書館の開架スペースに小さな空間をつくりました。 「BOXinBOX」平成30年度新たな気づかいデモル事業採択。 ※設計・見積承ります。お気軽にご相談ください。 <協力業者> 木加工:(株)立平木工所 金物加工:(株)長田工業所 天蓋レース:荒川レース工業(株) パンフレット:六感デザイン
2023年の北陸新幹線延伸に向けた整備計画。 『あわら桟敷』をコンセプトにした木造建築を提案。落選。 ※大建metとのJV
山間に佇む人口2700人のまち・福井県池田町に誕生したレンタルオフィス「わくラボ」。半世紀以上前に小学校分校(軽量鉄骨造)として建てられ、1996年からは歴史民俗資料館として使われていた施設を改修したものです。既存の部分をなるべく活用しながら改修し、講堂の2方向と教室棟の1階に木造による下屋+テラスの増築を行っています。旧教室はオフィスや創作のための工房に。旧体育館は地域の子育て世代の母親が働くカフェになりました。
フィンランドの子育て支援「ネウボラ」を参考に子育て支援を実施中の福井県高浜町。子育て世代包括支援拠点の改修により、「親子」や「親同士」、「子ども同士」が触れ合える空間をつくりました。(プロポーザルコンペ最優秀)https://www.kurumu-takahama.com/
場所は鯖江ICから漆器の産地である河和田へと向かう幹線道路沿い。 立並ぶ量販店建築の経済性や効率性に倣いながら、事業系建築としての価値向上を目指しました。 ・鉄骨を木材に置き換えての大空間の確保 ・ローコストの素材による視覚的快適性の向上 ・商業施設としての看板的建築の実現 ・機能性の確保による事業の効率化
漆器の産地である河和田。その中で培ってきた技術を活用し、今までの木地屋とは異なる分野へ挑戦している企業、有限会社山口工芸。そのCI(コーポレイトアイデンテティ)に相応しい建築です。
Web制作会社である㈱デザイン・インプルーブメントの社屋。 敷地は10x60m、両端部が道路という特異な形状をしています。 ここでは社業であるインターネットの世界がコーディングによって生成されるように、建築において『コード』となりうるもの。意匠と構造が同時に成立し、ディテールさえも自動生成されるようなものを見つけだそうとしました。 また、戦後、『職』と『住』を分断し集中させることで飛躍的な発展を遂げた高度成長期。そして人口減少、少子高齢社会を迎えた現在と未来において、職の『オフィス』としての機能だけではなく、住の『セカンドハウス』としの機能をもつことが、家族の日常や地域に豊かな彩をもたらす方法のひとつとなり得たのではないでしょうか。
築後二十数年経つ、田舎の風景とは馴染みの薄いメーカー住宅。池田町で働く女性と地域をつなぐためのシェアハウスとして生まれ変わりました。
坂井市三国町崎にある小さな漁港を望むフレンチレストラン。オーナーシェフである小川智寛氏と家主である指揮者小松長生氏の出会いから始まったこのプロジェクト。店舗デザインを㈱bazikの滝澤雄樹氏が担い、古民家再生部分を当事務所が担当しました。
2社の地方鉄道の相互乗入事業に伴う田原町駅整備事業。 ※当事務所が担当したのは福井鉄道の駅舎の設計・監理。えちぜん鉄道の駅舎の設計(施工者によるVEの為、架構や手摺等が変更)。広場やホールは市の事業となり他の会社による設計です。
福井県坂井市三国町の三國湊。 福井平野を横断する河川である足羽川、日野川、九頭竜川が合流し海へと流れる三國湊。古くから海運と水運の要衝として栄えた街には、多文化が融合した魅力的な風情が拡がります。花街や宿屋も多く、様々な文化人をひきつけた町家や洋風建築の融合した街並みは近年、事業の廃業や世代の転出などが続き、空家の数が増えています。その衰退していく流れをとめる為に、地元や三國湊のファンの人々が集まり様々な活動をしている(一社)三國會所が事業主体となり、福井県の「ふるさと創造プロジェクト事業」として坂井市の協力のもとに進められました。 三國湊町家PROJECT
三国にあった人気店ソニョーポリが、敦賀にある赤レンガ館に移転オープン。観光客で賑わう施設の中、地元の人たちにも愛されるよう既存の歴史的価値を最大限活かした空間を整備。
今の日本の地方都市が抱える大きな問題、中心市街地の衰退。色々な社会問題と関連しているこの現象を解決していくことは、未来の地方、日本をつくりだしていくことに繋がっていきます。
活用されていない地方の公共施設のリノベーションの一例。現在、いくつかの公共建築リノベーションを手掛ける当社にとって最初のプロジェクトでした。
幹線道路沿いの山里にある細長い集落。田舎の住宅によくある、増改築を重ねてきた住まい。本プロジェクトは母屋の横にあった倉庫を壊して、新しく離れをつくるもの。 タイトな敷地の中、豊かな空間を実現したアネックス。
幹線道路の裏手にある古い集落。その中に敷地があり、母屋・車庫・倉庫を残して、もう一つの古い母屋を解体して新築する計画。 子供室や玄関などは必要最小限の大きさとし、生活におけるパブリックな部分を開放的かつ連続性のある空間として確保しています。
三国の安島は3方を海に囲まれた場所。沿岸の旧集落では建替えが困難な為、すぐ近くの森林地域を切り開き、地域住民の住宅団地が整備されています。約半分の土地に住宅が建った新しい集落の景色は旧集落の面影がなく、郊外の新興住宅と同じ様相。そこに規範となる住宅を建築。
大規模な区画整理を行っている福井市森田地区。もとは田園が広がっていた場所での再開発。将来的な街の姿が見え難い中、将来像として確保されているのは南東方向の大きめな公園(現在は用水路の地中化の為の工事建屋)と、南側道路を挟んだ位置にできる用水路沿いの並木道だけでした。
敷地は典型的な田舎の平野部、田に囲まれた人通りの少ない集落。敷地内には母屋と蔵と車庫、くたびれた日本庭園と畑があり、どこにも林の景色はありませんでした。
加賀市尼御前近くの住宅。 南と北は隣接した住宅。広くはな い道路を挟んで東側にも住宅 があ り、港町からは離れているが特有の閉塞感が漂います。
長野市の住宅。このあたりは須坂市との間を流れる千曲川から発生する霧によって美味しい林檎が採れます。そして古くからある集落は私の父の故郷でもあり、昔、近くの神社で従兄弟達と遊んだ記憶のある場所。
国見岳山系の山裾と日野川の間に位置する12世帯の集落のなかにある、福井豪雨で被災した若夫婦のための家。ここでは予期せぬ事態によって発生した与件を積極的に捉えて、受動的形態操作を行うことで諸問題を解決しつつ、魅力的な外観や内部空間を実現することができました。
日本遺産にもなった北前船の寄港地ネットワーク。北前船を代表する船主の右近家・中村家がある南越前町河野を盛上げるためにつくられた、その物語性と現代のニーズを融合した商品です。当社は商品の企画やネーミング、プロデュースを担当。 2018 年 3 月に商標登録。 イラスト:編集室・ふたこぶ