ヒュッテナナナが第49回中部建築賞に入賞しました。
私たち中部圏で建築の仕事をしている人間にとって、賞の歴史や歴代の受賞作等を鑑みても、中部建築賞は大変な価値があるものだと思っています。当社では前身の丸山晴之建築事務所時代、2013年の第45回において『林の中に住む。』が住宅部門で受賞しています。

以下、中部建築賞の趣旨（抜粋）
この建築賞は、中部圏域の地域社会の発展に寄与し、かつ「持続可能な社会」を目指すという時代の要請に対応し、地域と環境に根ざした優れた作品に対して、その功績を讃え、これを賞するものであります。　　（中略）　　本賞が建築主、設計者、施工者の三者を賞することは、一般社会と建築プロフェッションとの結びつきにおいても、また、建築がその地域社会において、重要な文化性をもっていることを広く一般に認めていただけることに役立つものと期待するものであります。

建築に与えられる評価というのは、決して設計者に対してだけのものではありません。その建築を望み、ともに生きていく建築主。そして、実存させる為に力を使う施工者を含めてのものです。そんな意味で今回、3者で授賞式に参加できたのは、大変、嬉しかったです。
懇親会でも色々な方と共感できる話ができてよかった。

しかし、名古屋の景色は変わったな。駅前をほんの少しだけぶらついてみたが、隔世の感。

社屋の仕事をさせて頂いた山口工芸さんのショップも拝見。

そして、福井県建築士会の歌門会長、まるやま、施主の吉村さん、施工の山﨑社長、運営委員の吉村さんと一緒に記念撮影。

授賞式の後は、施主の吉村さんと2次会として「世界の山ちゃん」で手羽先を堪能。愛知県育ちの自分ですが、どて鍋や味噌串がとてもヘビーだった。もはや故郷の味ではなくなってしまったな･･･。