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明通寺にて挙式

2018年5月19日 /

私事ではありますが、5月12日に棡山明通寺(ゆずりざん みょうつうじ)にて仏前式を挙げました。
明通寺は福井県小浜市にあり、福井県で唯一の国宝建築。806年に坂上田村麻呂公が、蝦夷地遠征において無くなった方々を供養するために建立したそうです。https://myotsuji.jimdo.com/


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「寺社」での挙式は、日本人のDNAと呼応する空気感があると思うんです。
自然と声が小さくなる。所作の一つひとつに神経を注ぐ。修行のような緊張感。
でもそれは、疲労感ではなくリフレッシュ感。清々しい気持ち。
新緑の境内において、デスクワークで猫背気味の私の背筋も自然とピンっ!


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寺社は私たちの家の周りに点在し、かつては今よりもっと身近な存在でした。
冠婚葬祭はもちろん、遊び場所だったり、お悩み相談所だったり、地域のコミュニティ拠点でした。
(小浜市には、お寺が137以上あり、そんなにあっても意味な(137)いと言われるほど。)
しかし現代では、初詣か墓参りに行くくらい。もったいない!
全国的に空き家活用が進んでいますが、今後は寺社の利活用も重要ではないでしょうか。


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客殿前の門の腕木。
夫婦もまちづくりも、支えあっていかなアカンですよね。


レポート:柴田