令和3年度から本年度にかけて当社にとって大きな変化がありました。

大きなプロジェクトが２つ、1年間を通じて基本・実施設計が進み、この春に終了。今後2年かけて工事が進んでいきます。それ以外にも、まちづくりの2棟目が竣工したり、長く続けていた住宅のプロジェクトの完成や着工もありました。新しく始まるものや構想中のものなど、多種多様なプロジェクトにお声掛け頂き、大変感謝するとともに全てのプロジェクトを楽しく真剣に取り組んでいます。

さて、会社の体制の話を少し。

この4月より、わたくし丸山は福井工業大学 環境情報学部 デザイン学科の准教授に着任しました。
今後もヒャッカとして設計を行っていきますが、それらを大学教育にフィードバックし、社会に即した建築を学生に指導していきます。また、建築を軸にしながらも今までとは異なる立場で、社会や環境の諸問題に取組んでいきたいと考えています。

この1年の様々なプロジェクトはベテラン2人を中心とした仕切りで推進し、新人2人の成長も目覚ましくありました。外部の方々の協力も含め非常に良い体制ができています。
そして、更に当社の体制を強化するべく、組織事務所出身の頼もしい人材がこの春より加わっております。

戦禍、コロナ禍、建設費高騰など様々な問題は重くのしかかっておりますが、当社は建築の価値をもって社会の様々なことに取組み、未来を創造していくことに邁進していきます。

丸山 晴之