3日間のオープンハウスに参加頂いた皆様、ありがとうございました。
様々な御感想を頂きましたが、総じて「林の中に住む」ことを感じて頂けたようです。

いつも考えているのは、そのプロジェクトの施主と環境、その2つがあってはじめて成立する建築をつくること。きっと、皆様にもそれを御理解頂けたのだと思います。

次のオープンハウスは「ウルシバラハウス」で11月末を予定しています。
もちろん今回とは趣きの異なる建築ですので、
今回参加頂いた方も、参加できなかった方も是非、御参加ください。

そして、今日、完成写真の撮影。
今回の撮影は明 直樹氏。

もとは畑だった所に基礎を高く設け、土を盛っています。
建物へのアプローチには「林の中」のように起伏があります。

建物を浮かすことで、空気の流れや視線の繋がりをうみだし、
北と南の庭の連続性を高めています。南の庭からのファサード。

深い軒。2段にして屋根をシャープにし、内部からの視線を妨げないようにしています。
溝型鋼を用いることでサイズダウンを図っています。

北の庭から見るファサード。

可動部とFIX部を使い分けることでコストコントロールを図ります。

LDK。床に見えるのは換気口。床下の冷気を取り入れ、チムニーで熱気を排出。

キッチン・ダイニングと北の庭との関係。
建物の長さを活かしながら開放的な空間がクランクして繋がっています。

南の庭とリビング。

北の庭とダイニング。

キッチン横の通路。

浴室から見る南の庭。

子供室前の廊下。収納棚を設置。

洗面所から見るリビングと玄関。