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キッチン

2009年4月24日 / 部位

昨日、メラハウスの施主であるSさんとキッチンを見に行きました。
当事務所ではメーカーのキッチンを採用したことはなく、いつもオリジナルで製作しておりましたが、Sさんは御自分がどのようなスタイルにあっているかを検討され、システムキッチンに辿り着きました。私自身は「オリジナルキッチンでないと...」というコダワリはないので、施主の前向きな選択は大歓迎です。

廻ったのはヤマハ、サンウェーブ、日立。他のメーカーはSさんが既に訪問しています。
まず、ヤマハ。人工大理石のトップとシンクを自社でつくっており、その性能はトップメーカーのデュポン・コーリアンを凌駕しているらしい。
サンウェーブはCMで御存知のパタパタくん。確かに使いやすそう。そして、面材の種類が豊富。
最後に日立。あまり特色がないのがツライ。
今回は見学に行かなかったけど、TOTOやINAX、パナソニック、トーヨーキッチンなどは新しいスタイルを提案している。機能性だけではなく、「ライフスタイルの中で、どのように存在するか」という点に注力し始めている。

建築を構成する全てのものがオリジナルの方が良いと言う訳ではない。ライフスタイルに何があっているのかを検討した上で、既製品が良ければ、それを選択し、オリジナルの方がよければ製作するという判断が必要なのでしょうね。

T邸キッチン.jpg