BLOG

浴室

2009年4月20日 / 部位

もうちょっと建築のことを書いたらと、友人より指摘があったので、これから建築のことを、もう少し頻度を高めて書いていこうと思います。まずは浴室について。

当事務所では、ユニットバスを使用したことがありません。在来の浴室とユニットバとでは、プランの自由度が違います。その為、どちらでも良い方には在来の浴室を提案しています。

さて、その時、気をつけたいのが防水材と寒さ対策。

防水材は「リボールマイティ」(マイティといえばレスラーのマイティ井上。サンセットフリップをまた見たい!)を使用。この商品のすごい所は、FRPと異なり、基材の動きに追従ができること。そして、ほとんどのものに塗布できる所。コストはFRPより少々高いですが、1~2割の程度です。そして、より安心を考えて基材にはダイライトを使用し、下地材はヒノキか米ヒバ。断熱材はグラスウールではなく、パーフェクトバリアか羊毛。

そして、寒さ対策。床のタイルにはサーモタイル<INAX>を使用。そして、床暖房を導入しています。居室部分に床暖房が導入してあり、単独でのリモコンを付けなければ微々たるコストUPで済みます。

転倒時の安全性に関しては、床にコルクタイルを採用すれば、より安心。

住宅本体やキッチン、建具なども同じですが、カタログから選ぶだけではなく、オリジナルでつくるという選択も残しておきたいですね。そうすると色々な可能性が見えてきます。キッチンの機能性に関してだけは、オリジナル製作品の方が劣る面が多いですが...。