神山視察
2/13.14は、
三國湊町家プロジェクトを運営している三國會所の方らと、
徳島県にあるウワサの神山町へ。
ここは、お遍路文化が社会に根付いています。
まちの風景の中にこんな感じのものがチラホラ。
そして、茅葺屋根(板金で覆っているが)がいたるところに残っています。
複数の川沿いにできたまち並みは、石や斜面とともにつくられている。
今回、神山町を案内してくださったのは、NPOグリーンバレーの廣瀬さん。
これは、そのショップ兼オフィス。
宿泊施設とサテライトオフィスが集積された 「WEEK神山」
縫製工場跡をシェアオフィス+コワーキングに。
地元の方や、県外からやってきたシェフが一緒に働いています。
そして、県外からやってきた手に仕事をもつ人たちの店。
オーダー靴屋「LICHT LICHT KAMIYAMA(リヒトリヒトカミヤマ)」
と惣菜屋「5・3・5(五味サンク)」。
そして、「劇場寄井座」。林業で栄えた昭和4年から35年まで稼動。
今はグリーンバレーによりイベントスペースとして活用。
夕食と宿泊を御世話になった 「カフェオニヴァ」。
ここも県外から来た方が運営。
そして、ITのまち神山として知られることになった 「えんがわオフィス」。
「Yusan Pizza」
ここ神山町では、もともと1997年から「神山アーティスト・イン・レジデンス」が行われていました。
お遍路文化や林業の隆盛衰退により住民の流出入があった神山では、
外部から入ってきた人たちに対して寛容な気質があるらしい。
私たちが行ったときも地元の方たちと新しく入ってきた方たちが、
ごく自然にひとつのコミュニティを形成していることが実感できました。
今、当事務所で抱えているいくつかのプロジェクトは、
まちづくりの要素を多分に含んでいます。
今回の視察は、プロジェクトに必要な要素や、
結果、生み出している『理想郷』を学ぶことができました。
あまりにもステキなまち、神山。
このレポートをお届けしたのは、まるやまです。