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木の建築 38

2014年4月 9日 / 建築 RYUハウス

先日、受賞した「木の建築賞」。その選考過程や受賞作が掲載されているNPO木の建築フォラムが発行している冊子が届きました。

「林の中に住む。」の選評を書いて下さったのは住宅評論家の南雄三先生。その最後、

「設計者の情熱は限りないが、美への執念においてミースには勝てない。でも、ミースの執念より、生活の方が優先されてよかったのかもしれない。施主はとても喜んでおられた。」

以前、ブログに、自分が設計しているものは「だいたいの建築 そして、ニエキラナイ建築」「だいたいの建築 そして、ニエキラナイ建築2」だと書いたけど、そんな所を感じとって下さったのかなと思います。

さて、木の建築賞ですが、選考会を通じて色々なことを得ることが出来ました。
中部建築賞もそうなのですが、審査を通じて施主や審査員と改めて建築について考えることができるのは大変有意義。そして、「木」に取組む様々な人達と知り合えて、自分自身が感化されたことを大変嬉しく思っています。やっぱり「木の建築」っていいな。鉄骨造やRC造も要望や条件によっては必要だし、当事務所でもしていきますけどね。


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