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ホームコネクター研修

今年は雪が降らず、比較的晴天が多かった北陸の冬。
「裏日本」特有の鉛色の空や雪が体にしみついてしまった自分としては、いささか物足りない冬となってしまいましたが、春になるのを待っていた3つのプロジェクトが始動しています。

ここ最近、部分的に使用しているホームコネクター。それぞれのプロジェクトの工務店さんが集まって、合同の研修会を行いました。

この金物の特徴は、
・通常、ピン接合となる木構造の仕口が剛接合となる。
・仕口の加工による欠損が少ない。
・無垢材が使用可能。
 などなど...。

もちろん、日本の木造建築の特徴である仕口は、伝統的な技術によって培われた素晴しいものです。そういった面も積極的に継承しつつ、新しい技術を取入れていくことが、今後の大型木造建築を含めた、木造建築の普及に関わる大事な姿勢だと考えています。

場所は、今立にある木だて屋さんの工場。
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試作です。金物と樹脂接着剤により剛接となります。
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