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スタディ 新潟の社会実験にワクワク。

2011年4月15日 / 福井

新潟県で、夏場の電力不足を想定した節電効果の実験が先日行われた。

当事務所でも、様々なプロジェクトにおいて、
トライ&エラーを繰り返しながら、ニーズとの間のズレを解消し、
新しい価値を発見・構築する作業をしている。
その具体的な作業の中で大事にしていることは、模型や3Dパースを使いながら、
実験的に具現化したものをもとに価値を施主・施工者・スタッフと話し合うこと。
話し合うことで、何もない所から「新しい価値」を発見することが多々ある。
むしろ、そのことが全てなのかもしれない。

大事なのは他の意見を批判的に捉えないこと。
他の意見を肯定的に捉え、話を右へ左へ転がしていくと先が見えてくる。

今回の新潟県の実験は、単に節電の影響を調べることだけに留まらず、
新潟県民の日常生活において「新しい価値」を発見させてくれていると思う。

さて、先週末の知事・県議選挙でも改めて分かった超保守王国の福井県にも、
スタディするべきことが沢山あります。

もんじゅ・新幹線・西口再開発・コンパクトシティ・城跡...。
高齢社会・少子化・医療・教育などなど...。

選ばれた西川知事に更なる幅広い視野とリーダーシップを求め、
福井県民にもトライ&エラーを恐れないことを望みます。

自分も含めて。