WORKS

ヒュッテナナナ

この建築は、Web制作会社である㈱デザイン・インプルーブメントの社屋。 敷地は10x60m、両端部が道路という特異な形状をしています。 ここでは社業であるインターネットの世界がコーディングによって生成されるように、建築において『コード』となりうるもの。意匠と構造が同時に成立し、ディテールさえも自動生成されるようなものを見つけだそうとしました。

依頼内容

要望があったのは事務所として必要なスペックのみ。カタチなどに対しての要望はありませんでした。
この地域は施主が生まれ育った思い入れのある場所。200m離れた自宅とこの場所が、日常生活の中での職住近接以上のものをもたらすことを目指しました。

アイデア

考えだしたのは、両端の片ブレースにより耐震壁と片持構造をつくりだし、特殊な接合金物(ホームコネクター)で剛接化した棟部によって成立したフレームを2つのピッチで刻むこと。そして、再生可能な素材(木・鉄・ガラス)で構成。産業廃棄物となる材料(コンクリート)を極端に減らし、空間をつくる付加的材料(石膏ボード)を使わないことが、インターネットの世界におけるプログラムバグを発生させないことと通じているのかも知れません。

価値

このコードによって出現した建築は仕事と日常の生活をシームレスにつなぎ、施主の人生に豊かな彩りを与えはじめています。