「林の中に住む。」(RYUハウス)

所在地 福井市
用途 住宅
構造設計 和田譜生構造設計事務所
施工 ㈱名津井建設
構造・工法 在来木造 ホームコネクター工法
階数 1階
延床面積 128.62m2
設計期間 2010年9月〜2011年11月
工事期間 2012年3月~9月
模型製作
撮影 明 直樹
掲載 新建築住宅特集2012年12月号
受賞 第45回中部建築賞
第9回木の建築賞
第1回ふくい建築賞 最優秀賞

「 林の中に住む。」施主との会話の中で出てきた何気ない言葉。
敷地は典型的な田舎の平野部、田に囲まれた人通りの少ない集落。敷地内には母屋と蔵と車庫、くたびれた日本庭園と畑があり、どこにも林の景色はありませんでした。

盛土をした木々の中、建物の中心部を浮かすことで建物内部だけではなく外部にも庭の連続性を確保し、庭の気配や通風を遮らないようにしています。このことは、コンクリート量を減らし環境負荷を軽減する役割も担っています。
シンプルな切妻とした屋根は、積雪地の為に大きくなる構造材の構成を工夫し、軒先部分を薄くすることで夏の日射抑制と眺望の確保を両立。そして、あえて緩衝地帯となる縁側は設けず、北の庭と南の庭が存在感を抑えたファサードと直接繋がるようにして室内と室外の一体化を図り、この地に住む為の「林の中に住む」という意思はカタチとなりました。













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