屋島ハウス

所在地 長野市
用途 住宅(将来的な2世帯住居への転換)
構造設計 和田譜生構造設計事務所
施工 ㈱北誠商事
構造・工法 在来木造
階数 2階
延床面積 252.07m2
設計期間 2010年11月〜2011年6月
工事期間 2011年8月〜2012年2月
模型製作 神戸・出口(福井大学)
撮影

長野市の住宅。このあたりは須坂市との間を流れているる千曲川から発生する霧によって美味しい林檎が採れる。そして古くからある集落は私の父の故郷でもあり、昔、近くの神社で従兄弟達と遊んだ記憶のある場所です。最近は、古い集落の中にも郊外型の新興住宅地にあるような住宅をよく見かけます。ですが施主は、今までの年月が刻まれた田舎の景色に溶け込む住宅を望まれ、私自身も自分の記憶にある光景にフィットするものを提案しなければと考えました。
林檎畑に隣接している為、散布される薬剤に含まれる硫黄(アルカリ性)に対抗できる素材として選んだのは、平瓦と霧島そとん壁。
瓦屋根に必要な勾配を利用しながら内部のボリュームを確保し、近隣に圧迫感を軽減する為に建物を雁行させています。そして3箇所の吹き抜けを設け、安定した温熱環境の構築と、仲の良い家族5人の関係が継続され、将来的な2世帯住宅への転用が図れるようになっています。

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