板硝子協会のウェブサイトにウルシバラハウスが紹介されています。

この家には、周囲の喧騒とは切り離された中庭があります。
室内との一体化を図る為に、適所で適切な開口を設けており、
アウターリビングとしても使用される中庭が、
日々の生活を豊かにする役割を担っています。

硝子は全てLow-Eガラス。
設置場所によって断熱効果と遮熱効果、
どちらを優先するかで2タイプを使い分けています。

先日の取材時の天気は、北陸の冬らしい曇天。
雪が降ったり、晴れ間が覗いたりと変化に富む日でしたが、
その変化を間近に感じられることが、
絵や花を飾ったりすることと同じように、
生活に様々な彩を与えてくれる、
大事な要素となり得てることを改めて実感。

あまりにも居心地が良いので、長居してしまいました。

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先日、写真家の明さんに竣工写真を撮って頂きました。

完成後1年半。
快適に住まわれている様で、大変、嬉しいです!

また後日、works に他の写真もあわせてUPします。

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今日は少し、ウルシバラハウスへ。

稜線で切取られた夕空と、
ほんのりディープブルーなシェードのライトの中で、
打合せと雑談と...。

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先日、ウルシバラハウスの引渡しがありました。

1階ダイニングは2方の道路から守られた中庭と一体化。
(春に、中庭はデッキと白い玉石に。)
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吹抜を介して、ダイニングとリビングが繋がります。
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リビングからは南東が切下げられた外壁越しに公園(予定地)への眺望。
先日、リビングに真新しいソファがセットされ、その硬質感のある座り心地の中、
外を眺めていたのですが、本当に何時間でも過ごせるなぁと実感。
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子供室のデスクは6.7m。
子供たちが成長に合わせ使いこなしてくれるのが楽しみ。
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家々の北側への後退と道路によって生まれた抜けが、
外壁の切下げとちょうど整合するカタチ。
机上から顔を上げると、こんな景色が見えます。
日の出の光がワークスペース越しに子供たちのベッドに届くでしょう。
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とりあえず私が写真を撮影。なかなか上手く撮れませんね...。
デッキの工事が行われる春にプロによる竣工写真を撮影します。
また、その頃に、施主がお住まいの状態で予約制のオープンハウスを計画しております。

※追記
この5日後に、お子様が誕生されました。
家の完成と予定日が近かったので、ブログでオープンハウスの内容などに「諸事情」と書いておりました。無事に生まれて、ここで御家族の生活がスタートするのが本当に楽しみです。

土地探しからお付き合いしているプロジェクト。いよいよ完成します。
春に施主が住まわれている状態での予約制オープンハウスを行いますが、
2月2日(土)に、事前連絡頂いた方限定でオープンハウスを行います。
まだ余裕がありますので、興味のある方は早めに御連絡下さい。

リビング
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リビングからの眺望
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子供室からの眺望
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2階左のリビングと1階右のダイニングが吹抜でつながります。
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和室
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外観
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2013年

2013年1月12日

あけましておめでとうございます。

ちょっとタイミングがズレましたが、丸山事務所の2013年も始まっています。
写真のウルシバラハウスは現在、内装の仕上げを行っており、
1月末に完成しますが、オープンハウスは諸事情により春以降、
施主が住まわれている状態での開催となりそうです。
ですが、1月中でしたら工事途中の箇所はありますが、
個別に御案内できますので、興味のある方は御連絡下さい。

さて、2013年。
事務所のプロジェクトも進んでいきます。
そして、個人的に活動しているまちづくり絡みの2つの事業も
何とかカタチになるようにしていきます。

最近、事務所の仕事やまちづくりの活動において、
自分ひとりではできないなと、本当によく思います。
やはり誰と仕事をするか、どのように協同を行うか。
それが大事だなと...。

そして、協同の場では会話やアイデアを転がしていくこと。
2013年も右へ左へ転がして、前に進んでいきます。


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北陸の冬には珍しい、2日続けての晴天。
この晴れ間を縫って、中庭の足場を撤去しました。

雪国なので、もちろん排雪ルートは確保。

中庭側には樋を設けていませんが、
地中に隠蔽で側溝を設置して、
落ちてくる雨の排水ルートも確保。

中庭に立つと想像以上の広さ。
そして、軒先を薄くして切取られた空は深く深く感じる。

そういえば、ガンダムでは「宇宙」と書いて「そら」と呼んでいたなぁ。


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こちらは曇天の中、足場のとれた外観。12/22

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この現場はチョット普通の現場と違うことがあります。
それは、施主の御父様が大工として入っていること。

最初は工務店も私もどうなるかな~。
キツイ人やったら、どうしよう。
ワガママ放題されたら、どうしようなんて心配をしていましたが、
大変、心優しく腕も確かな大工さんでして、
相棒の強面の大工さんと二人で、仕事に取組んでおられます。

さて、ウルシバラハウス。
年内に完成して、オープンハウスを行う予定でしたが、諸事情により越年が決定。
1月末から2月上旬にオープンハウスをしたいと思います。

これは、カリンでできた和室の飾り棚。テーパーをかけて小口をスッキリ。
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中庭のテラス。稜線に切取られた風景と白い空間が気持ちよいです。
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ウルシバラハウスも大分、進んでおります。
こちらは11月の末にオープンハウスの予定。

吹抜部分。1階右手はダイニング・キッチン、2階左はリビング、2階右は子供室。
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リビングから吹抜。リビングから子供室への階段が出来ていませんが、面白い特殊なステップになります。断熱材はデコスドライ。色々な断熱材を使用してきましたが、性能面ではこれが一番だと思います。でも、問題は価格。いいものは高いのか...。
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切下がった外壁の向こうにある建屋は用水路の地中化のためのもの。2~3年で無くなって公園になり、リビングからその公園を眺めることが出来る計画。1階レベルは車の喧騒から生活を守ります。
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デッキからリビングへ。かなり気持ちいいデッキになりそう。
この白い板金はチョット特殊。板金らしくない質感で、ソフトクリームのような白。
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よく仕事を一緒にする坂下電気さん。親方と子方。いつも良い仕事っぷり。
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外周部はタイベックシルバー。熱線を反射するので壁体の温度上昇を抑制。
通気層を設けた2重屋根の下もコレで、2階天井部の温度上昇を抑えています。
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今日は、茅ヶ崎ボーイの構造家、和田さんが来福。

最近、お気に入りの新富さんで、一緒に昼食。
とある蕎麦業界の方から、この店のことを聞いて、お気に入りに。
蕎麦もうどんも美味しいです。

いざ、現場へ。
色々と構造のチェックを3~4時間。
いつも和田さんのチェックは細かい。
㈱深谷の監督、辻本さんや大工の西村さんと色々な話をして、濃密な時間を過ごす。

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3時のおやつはカキ氷。
この業界にいて15年程になるけど、現場でカキ氷を食べたのは初めて。

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ひと仕事を終えて、和田さんは帰路に。

「和田さん、これからもヨロシク御願いします!」

久永です

ウルシバラハウス 建方 二日目の写真です。(一部一日目)
全てお施主様から頂いた写真です。

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屋根の上へ比較的安全に登れるのは、滑りにくい合板のこの時しか無いので、
工事終了後、御施主様と登りました。
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周りの建物より視点が高くなるので、非常に気持ちがいいです。
建方の楽しみの一つです。                 (久永)

猛暑の中、いよいよ建方。
朝は前日までに敷設した土台しかない状況。
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どんどん柱を建てていきます。
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2階床の梁・垂木が設置。少しづつ木陰もうまれ、炎天下の中影を探しながら監理。
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でも職人さん達は作業中、影なんか探しておれません。
2階に合板を仮敷して足場をつくって、その上の作業をしていきます。
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部分的に使用している鉄骨の梁。
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2階床の段差を力学的に処理するためのディテール。
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谷木と桁、登り梁が絡み合う場所。
欠損を少なくするためにホームコネクターを使用。
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大活躍の車力(鳶)さん達。
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夕方にはこんな感じ。
明日には屋根の合板を張るまではいきそう。
いつも屋根を2重構造にしているので、屋根の野地板を打てるまで3~5日は掛かります。
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ここは1階のダイニングと2階のリビングをつなぐ吹抜。
敷地形状に合わせているため、軸組みが振れています。
恣意的にナナメの線を使うことはありませんが、
諸問題を解決するために意図的にナナメの線を発生させることはあります。
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今日は朝から、インターンとして事務所で研修している野田君をつれて、
型枠検査とアンカーボルトの検査。
監督の辻本さんと当事務所のWチェックでミスを防ぎます。
構造家の和田さんはシビアな構造計画をするので、辻本さん曰く、
一般的な住宅の倍以上のホールダウンが設置されているとのこと。
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午後からはコンクリートの打設。
納品書のチェックや製品検査を行い、打設状況を確認。
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最近、現場の職人さんの高齢化をかなり感じます。
建築の着工件数も減っているので、業界全体に若手が入り難い状況、
将来性への魅力を感じ難くなっているのでしょうか。

そんな中で野田君のように建設業界で働きたいという学生には頑張ってもらいたいです。
当事務所でも、そんな彼に建築の魅力を伝えます。


当事務所のほとんどのプロジェクトは布基礎を採用しています。
その理由の一つ、基礎の高低差の設けやすさ。

今回のプロジェクトでは、敷地と接する2辺道路に高低差があり、
2台分のビルトイン車庫があったり、浄化槽の配置の工夫がされている、
その為、基礎の底のレベルは3種に分かれている。
これだけのレベル差をベタ基礎で行うと、大変なことに...。

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プライバシーを確保しながら、閉塞的にならないような工夫をしています。
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和室。縁側と廊下を兼用しています。
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1階のダイニングキッチン。
白い外壁に囲まれた白い玉石の中庭に面し、落着いた雰囲気。
階段を上がり2階のリビングへ。
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2階のリビング。1階のダイニングとは吹抜で繋がります。
窓から見えるのは、外壁で切取られた空と今後整備される遊歩道の緑地。
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ウルシバラハウスは元は田圃の埋立地。
地盤調査の結果は要地盤補強。

今まで、柱状改良、住宅用RCパイルなどを経験したことがありますが、
今回、採用しているのは砕石を利用したHy Speed工法。比較的、新しい工法です。
福井では奥武建設さんが代理店。

特徴は、自然の砕石を圧密しながら施工していくので、
他の工法より施工深度が浅く、極めてエコロジカルな点。

オーガーで掘削。
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自然砕石を投入後、打撃。
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かなり手間のかかる工法ではあるけど、工事費は比較的安価。
なかなかオススメです。

春うららかな日だった金曜日はウルシバラハウスの地鎮祭。

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こちらも秋に実施設計が終わっていましたが、予算超過の幅が大きすぎ、
冬の間に減額調整をして過去最高の下げ幅を実現。
コンセプトを崩さず、更にブラッシュアップできました。

今回の工事は㈱深谷。
今回で5回目のコンビになります。

そして、今回の御神酒はシャンパンのフェルナン・ヴォーべルサンと黒龍の火いら寿です。
森田にある八重巻酒店の竹内さんオススメ。

本日は、ウルシバラハウスの打合せ。

今回、新しく作った模型は1/50のサイズ。
製作はスタッフの久永君。あいかわらずのスピード+精巧さ。

プランは、前回打合せから微調整の程度。
今回も、打合せの中で軽微な変更点がありましたが、
ほぼこの路線でキマリ。

シゲシゲと模型を覗く、施主のI氏。
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御満足頂いているようです。
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ウルシバラハウス

2011年6月18日

土地探しから、御一緒したnewプロジェクト。

美山や三国など色々、土地を探した結果、
抜群の眺望をもつ敷地や、古い集落の中の素敵な格安物件を抑えて、
選ばれたのは利便性の良い、大規模な区画整理中の森田地区。
しかし、2階の南方面は気持ちのよい眺望が期待できます。

そこで、提案したのは、
ダイニング・キッチンは1階。
リビングは2階のプラン。

そして、2つの中庭により、通風とプライバシーの確保を目指しています。

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