今までの竣工したプロジェクトの近くを通る時は、ワザとその前の道を通ります。
例えるならば星飛雄馬の姉、星明子のような...。
「山ぐち」の前を通ると、忘年会シーズンも相まって、連日賑わっているよう。

馴染客でもっている店のリニューアルをする時には、
今までの馴染客の足が遠のくことをしてはいけない。
店がつちかってきた雰囲気やシステムを継承しながら刷新性を与える。
もともと、「魚や」として親の代から営業してきて、
山口さんが二十余年前に居酒屋としても始めている。
そして、これからの「山ぐち」を次の世代に引継いでもらう為にも、
新しいスタートを切る必要があった。

今まで以上に地域や馴染客に愛され、新しい客にもきてもらえるような店づくり。
そんなリニューアルに関わる事ができ、大変嬉しく思います。

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店の内外の様相がニジミでるファサード。


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既存の網代天井を生かし、先代の遺した飾り棚を利用。


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斜めの線によって奥行感・期待感を創出。


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内部のアプローチを縁側として捉える。


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今までと同じようにつくり手の顔がみえるオープンキッチン。

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床暖房(HP式)をいれた無垢のフローリングと堀コタツ。

11月7日のリニューアルオープン以降、連日賑わっているようです。

このリニューアルにおいて狙っていたのは、店の内部の様子が外へ滲み出ること

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「山ぐち」は松本通りにあり、福井銀行の隣に店を構えている。
結構、車や人の流れがあるし、信号のある交差点に近いので、店の前を車が止まる。

その為、店の外から中の雰囲気・混み具合などが分かれば、
新規のお客さんも入りやすくなるし、街のニギワイの創出にも寄与できる。

そんなことを考えて、客席と道路の間に縁側空間(緩衝地帯)を設けています。
そして、絶妙な縦格子の形状・ピッチとライティングにより、中が見えすぎないようにすることで、
プライバシーの確保にも努めながら、中の様相を外へと伝えている。

また、内部からも外の雰囲気が伝わるので、閉塞感のない居心地のよい空間となっています。

いよいよ宴会シーズン。是非、御利用下さい。
(2階は宴会場となっているので、40人くらいまで大丈夫。)

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そして、看板の製作はハコア
社長の市橋さんと打合せを重ね、レイアウトや樹種・板の選定を行いました。

あと少しで竣工。

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現在、改装中のプロジェクト。
いよいよ佳境に...。 というか、9月末の着工から走り続けています。

施工は㈱深谷 猪原氏 +リハウスウコン 右近氏。

このプロジェクトは2005年より始まり、諸事情により事業が延長されていた。
いよいよ、11月上旬オープンです。
場所は福井市花月にある福井銀行の東側。

「山ぐち」は確かな腕前を持った大将が、
オープンキッチンで素材を生かした料理を振舞う店です。

是非。

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