今年も2月20日の福井大学 卒業設計講評会に参加しました。

今年の審査員は
長田直之氏(建築家 奈良女子大学准教授)、
横山天心氏(建築家 富山大学講師)、
そして、私。

昨年より低調気味な作品群。
卒業設計となると、様々なモノゴトの関係性を複合的に読み解き、
それらに対する回答としての建築が求められます。
でも、今年の作品群は総じて、一視点、一方向からのみ解決を図る傾向が強かった。
この卒業設計の低調な傾向は全国的にあるみたいで、
「ゆとり世代(彼らはその第一期)」の弊害とみる分析もありました。

今回も岐阜、富山、福井の駅前の空洞化に対する問題に対して、
「賑わいの創成」という回答をしている作品がいくつかあったけど、
人口が減少していく世の中にあって、
駅前(身近な問題としては福井駅西口再開発)の「賑わいの創成」という課題は、
もはや意味をなさないのではないか。
都市の中の空洞化を何に、どうやって変換させるか、
何によって満たしていくのかが課題となるののではないでしょうか。
そんな問題設定を予感させてくれる作品もあったけど、
残念ながら、提案していたものは「あいかわらずの建築物」。

その中でも、世の中の問題意識や、周辺環境に対する配慮も薄く、
従来のビルディングタイプを脱却してはいないけど、
「卒業設計のトレンド」とは離れた位置にあり、
自分の目指す方向性を打ち出していた作品には、審査員の3人とも高評価。

卒業設計には、世の中に対する問題意識、
そして、そのことに対して、
「これからの建築にできる役割」をみせてくれることを期待したいです。

「駅前の顔=立派なビル=賑わいの創成」という
3段論法的流れの福井駅西口再開発にも、
これからの福井に本当に必要なものは何か、
もう一度見直しが必要なのではないでしょうかね...。

iphone カバー

2010年11月12日 | コメント(0)

今日は、山口工芸(ハコア)で打ち合わせ。

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某プロジェクトの金物の出来具合や、
木の加工について市橋社長と話をしたが、
それ以外の話もズイブンと。

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このiponeカバーがカナリ売れているらしい...。
工場もフル回転。市橋さんもフル回転の中、ありがとうございました。

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帰りは、いつものコース。
朝倉氏遺跡を通り事務所へ。

写真の左すみに写っているのは、
プラド建築事務所の辻岡兄弟設計の「お野立て所」。

清々しい建築です。

BARBER HORI

2010年5月 8日 | コメント(2)

今日の午後は、h邸の施主と越前市にあるアートウッドさんへ。
カーテンと照明の打合せ。

その後、知己のある堀さんが営業されている理容店へ。
この建物は、水上哲也氏(当時:水上建設)の設計。
完成時にも見学させて頂きましたが、今回初めてカットに。
互いの仕事や地域の活動など、たくさん話をした。

堀さんの人柄と丁寧な技術。
そして、空間の素晴らしさで気持ちの良い時間を過ごせました。

BARBER HORI
鯖江市舟津町4-1-30
0778-51-2595

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今日の午前は鳴鹿小学校の見学会へ。

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エコ改修とは...。

「学校は、教育の場であるとともに、地域社会の核であることから、地球温暖化対策を進める上でも重要な拠点です。このような認識のもと、環境省では、冷暖房負荷低減のための断熱改修や、太陽光発電等の自然エネルギーの導入、屋上緑化等を効果的に組み合わせ、二酸化炭素の排出を抑制しながら、児童生徒の快適な学習環境を確保する「学校エコ改修と環境教育事業」を平成17年度から実施しています。この事業は、ハード整備に加え、その改修を素材として、地域への環境建築等の技術普及や学校を核とする地域ぐるみの環境教育を展開することに大きな特徴があります。 」

(環境省 エコ改修 HPより抜粋)

2年半前に当事務所も勉強会に通い、JVを組んで鳴鹿小のプロポーザルコンペに参加。
結果は、最終審査で落選。
しかし、本プロジェクトは大変、有意義な試みであるので興味を持ち続けておりました。
今日は走坂建築設計事務所の水上氏の案内でグルッと見て廻ったけど、
以前の鳴鹿小学校とは全く異なる環境(温熱的にも、空間としても)が確保されており、
こども達や先生方の充実した学校生活が伺えた。
予算の都合上、色々な所が既存のままで、プロポ時点で走坂事務所が色々と提案していた、
有効的なエコの仕掛けや楽しげな空間の一部が実現できていなかったのが残念。

このような素敵な学校に通える子は幸せだ...。
私の長女が通う小学校は昔ながらの片廊下の寒々とした空間。
このエコ改修のような事業が、早く広まっていって欲しいものです。
(なおかつ、自分も学校などの設計にも関わりたい...。)

建もの探訪

2009年8月 4日 | コメント(0)

現在、当事務所のプロジェクトに曳屋をするべきか壊すべきか、結論の出ていない住宅があります。技術的な可能性や設計者としての心構えを、国京先生に御教授頂く為に、坂井町の先生の事務所へ...。

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う~ん。6年ぶりにみる建物。あいかわらず素晴らしい。
内開きの玄関を通り、初めて内部へ...。

ほっほ~。

想像以上の空間にジロジロと見とれてしまいました。

瑞源寺

2009年6月20日 | コメント(4)

今日は瑞源寺を見学。
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瑞源寺は福井藩松平家の菩提寺のひとつ。もともと福井城本丸に御小座敷として建てられたものを1860年に移築して本堂としたもの...とのこと。
今回の修復工事の設計は国京克己先生。国京先生との御付合いは2003年、私が福井に来て間もない頃。素敵な住宅を見つけた所、その設計者が国京先生でした。

さて、瑞源寺はもともと殿様の住まいとして建てられたものだから、よく目にする寺の佇まいとは大きく異なり、柱が細く、空間が小さく個割されています。意外なほど質素な空間に、丁寧な姿勢で修復がなされたことを感じることができました。このような修復はサナガラ推理小説のよう。少ない文献と、柱の刻み等から様々な可能性を論拠建てて設計されています。一般的な建築物とは別のワクワク感がありそう。


渋い屋根。コケが生している。

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シャク谷石採石場跡。奥からムチャクチャ冷たいい風が流れていた。

20090620-4.JPG       大海嘯にのみこまれる家。


午後はh邸の工事契約。
今回の施工は武生の会社 サンウッド さん。
いよいよ始まります。