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今日は、ヘリテージマネージャーの修了式。

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去年の夏から始まった福井県での第1期生のうち、認定者は16名。半年あまり続く全講義60時間。長かったですが、大変、有意義なことを学びました。

今日の吉田純一先生の講義での言葉、「建物は人の関わりがあって、建築となる」
ますます建築っていいなと...。

さて、ヘリテージ(文化財)マネージャーの目的とは、循環型社会における建築のあり方を見据え、地域に眠る歴史的建造物の保全・活用を推進することにより、地域固有の風景を回復しつつ誇りのもてる地域づくりに貢献すること。なお、「歴史的建造物」とは、行政機関(国や都道府県、市町村)によって文化財に指定・登録された建造物だけに限定せず、人々に価値のあるものと認識されている建物を含みます。

現在、まちづくりに利活用する歴史的建造物の修繕や改築の話をいくつか頂いております。このスキルを活かし、環境・社会・人が潤うよう活動していきます。

この住宅が完成して1年半。

某行政建築系職員の勉強会グループから依頼があり、8日に見学会を行いました。
今回の参加者は、そのグループの他にも、福井市の古民家で運営しているgallery AXIS 6917の御二人などで総勢15名ほど。

見学をされた方からよく言われるのが、もっと「林」の中にあるのかと思ったと...。

そうなんです。実は、敷地は平野部の古い集落の中にあって、もとは畑だった場所です。しかしながら、周囲の隣家には垣根が張り巡らされ、その間にある生活道路はほとんど人通りが無いために開放的な設えが可能となっています。そして、施主御家族が自らの成長とともに、周囲に木々を増やし、「林(木を植えていくことが語源)」を育てていくという意思こそが「林の中に住む。」という言葉なのです。
しかも、庭師の小原さんは施主の同級生という間柄。長い付合いの中でステキな「林」をつくってくれるでしょう。

しかしながら、冬は落葉してしまうのでチョット寂しい雰囲気ですね。雪が積もっていたら、もっとイイ雰囲気になるんだけどなあ...。今年は、本当に雪が少なかった。

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若州一滴文庫の杉左近さんと 施主さんが談笑しています。

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福井県の事業「ふくい若者チャレンジ応援プロジェクト」の中のひとつ、『若者が創るこれからの福井』ワークショップ。studio-L 醍醐孝典 講師のもとに、5人のアドバイザーのひとりとして参加しました。

私が担当したのは、空き家問題と地域の活性化を結ぶ事業で、地域にコンシェルジュを育成していくプランのグループ。事業の構想も素晴らしいのですが、チームワークもまた素晴らしく、メンバーが皆、主体的に動きながらもバラバラにならずにまとめきった、素晴らしい『若者』たちでした。

今後、彼らの活躍と、このプランが推進していくのを楽しみにしています!

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今年は雪が降らず、比較的晴天が多かった北陸の冬。
「裏日本」特有の鉛色の空や雪が体にしみついてしまった自分としては、いささか物足りない冬となってしまいましたが、春になるのを待っていた3つのプロジェクトが始動しています。

ここ最近、部分的に使用しているホームコネクター。それぞれのプロジェクトの工務店さんが集まって、合同の研修会を行いました。

この金物の特徴は、
・通常、ピン接合となる木構造の仕口が剛接合となる。
・仕口の加工による欠損が少ない。
・無垢材が使用可能。
 などなど...。

もちろん、日本の木造建築の特徴である仕口は、伝統的な技術によって培われた素晴しいものです。そういった面も積極的に継承しつつ、新しい技術を取入れていくことが、今後の大型木造建築を含めた、木造建築の普及に関わる大事な姿勢だと考えています。

場所は、今立にある木だて屋さんの工場。
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試作です。金物と樹脂接着剤により剛接となります。
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