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RYUハウスが新建築住宅特集12月号に掲載されています。
この号は「日本全国地域特集」として組まれており、
いつもとは異なる趣向で読み応えのある本となっています。
是非、御覧下さい。

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福井の番組「座・タイムリー福井」に出演。
ちょっと、ここで伝え切れなかったことを補足します。

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今、福井では、これからの福井の未来を担う都市デザインの方向性を決める事業が幾つか行われています。県都デザイン戦略、西口全体の空間デザイン、西口再開発ビル、第2期中心市街地活性化基本計画。これらの事業は大変重要で、これだけ日本の国力が落ちてきている時代、少子高齢化が進み社会が縮小していくなかで、中心市街地が担う役割はかなり大きい。コンパクトシティはその次代の社会が持続していく為に必要な施策です。

その様々な都市デザイン・都市活動を策定する事業・会議において気になっているのが、ハードのインフラ(社会基盤)をデザインすることだけに注視しているのではないかということです。これからの時代において社会基盤や社会サービスを持続していく為の整備・維持管理を行政だけに頼ることは難しい。市民の自発的な社会参加によって、その部分の多くを担っていかなければならない。今、決めようとしている都市デザインに、その為の施策が必要だと考えます。それが、「ソフトのインフラ」と呼べるもの。

今までも福井の駅前では様々なソフト(祭りや新規出店支援事業等)に対して、行政の予算は使われています。ただ、このことは行政も気づいているのですが、焼け石に水を注いでいるようなもので、一時的・局所的な賑わいが生まれてはいますが、それによって駅前ひいては福井の持続的な活性化にはなっていません。先に述べた市民の自発的な社会参加がスムーズかつ効果的に行われる為のシステムや、その活動を支える為の整備・維持管理こそが「ソフトのインフラ」です。

例えが的確かは微妙ですが、"海を豊かにする為に漁師が山に植樹する"行為。もちろん直接的に海の整備や資本の投入も継続的に必要ですが、あるポイントを抑えることで自動的に多方面へ効果をもたらし海を豊かにする。そのようなことに目を向け、力を注ぐことが必要なのではないでしょうか。
そのポイントとなるのが市民の自発的な社会参加であり、その効果として行政の予算の軽減や、駅前での様々な活力の発生による商業の活性化、持続可能な社会に繋がるのだと考えます。

市民の自発的な社会参加に必要な「ソフトのインフラ」。
今、その具体的な内容を色々な方達と模索中です。

それにしても、喋りがもっと上手にならないとなぁ...。


11月21日追記
駅前の延伸について。

駅前だけではなく県全体の未来を考えると、交通の結節点の強化は必要。
交通渋滞による商業力の低下を指摘するよりは、結節点強化による商業力の向上に力を注ぐ方が建設的な考えで、未来に向かった行動だと思います。

先日の建て方。
このプロジェクトは特に公開していませんが、
素敵な光景だったので。

この架構はトラス。
スパンと荷重が大きいので、このようなものになっています。
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