blog

瓦はいぶし瓦。独特な光沢と色味をもつ。
そして、軒先には州浜軒という役物を使っています。
よく見かけるのは万十軒や一文字軒。万十は鈍重な感じがするし、一文字は高い。
そんな中、シャープな印象を与え、コスト的にも抑えることができるのが野郎軒や州浜軒。
州浜は瓦屋さんも使ったことがないと言っていたけど、よい感じ。

R0011054.JPG

R0011154.JPG

11月7日のリニューアルオープン以降、連日賑わっているようです。

このリニューアルにおいて狙っていたのは、店の内部の様子が外へ滲み出ること

R0011048.JPG

「山ぐち」は松本通りにあり、福井銀行の隣に店を構えている。
結構、車や人の流れがあるし、信号のある交差点に近いので、店の前を車が止まる。

その為、店の外から中の雰囲気・混み具合などが分かれば、
新規のお客さんも入りやすくなるし、街のニギワイの創出にも寄与できる。

そんなことを考えて、客席と道路の間に縁側空間(緩衝地帯)を設けています。
そして、絶妙な縦格子の形状・ピッチとライティングにより、中が見えすぎないようにすることで、
プライバシーの確保にも努めながら、中の様相を外へと伝えている。

また、内部からも外の雰囲気が伝わるので、閉塞感のない居心地のよい空間となっています。

いよいよ宴会シーズン。是非、御利用下さい。
(2階は宴会場となっているので、40人くらいまで大丈夫。)

R0011170.JPG

そして、看板の製作はハコア
社長の市橋さんと打合せを重ね、レイアウトや樹種・板の選定を行いました。

おとな日

2009年11月16日 | コメント(4)

14日発行の福井新聞の「おとな日」。
福井トヨペットさんの企画広告に私が掲載されております。

製作会社の風丸のN氏にインタビューされた時に出た話なのですが、
飛躍的な未来の姿ではなく、背筋を伸ばせば見えてくる未来。
それは見慣れているけど、ちょっと景色が違う。
そんな建築をつくりたいと考えます。

先日、上位6選の提案書を見てきました。
イロイロな考えがあると思うので、他案の感想は避けますが、
せっかく最優秀をとるべく日夜励んだので、
私達の提案(1次審査で落選)をUPしておきます。

建物外周部の東・南・西面に「余白(ワークスペース)」を設けながら普通教室を配置し、
学校の様相を地域に伝え、子供達の視線を地域社会へと向けます。
外周部に「余白」を設けることで、中庭に面した空間が閉塞感なく居心地の良さを確保。
そして、庇を設けた中庭側に関連づけたワークスペース、
多目的ホール、特別教室等を配置することで「使える中庭」とし、
「生活シーンの相乗と独立性」を目指しています。

中庭を3つ設けることで、至るところに回遊性のある動線を確保し、
動線の交錯・集中化を避けることで、様々な学校の生活シーンに応え、
世代間の交流、地域開放と学校生活の融合を図ります。

協働設計:㈱大建設計(岐阜) 鈴木氏、大前氏、末永氏 

1俯瞰改_R-2.jpg

1昇降口_R.jpg

1大階段_R.jpg

1低学年_R.jpg

1中学年_R.jpg

1調理室1_R.jpg

1図工室_R.jpg

1ギャラリー_R.jpg

1TS_R.jpg

換気棟の下地の確認の為、屋根へ。

見えてきた景色は普段、目にすることが出来ない高さからの眺め。
良い眺めは気持ちを清々しくしてくれる。

R0011041.JPG

R0011042.JPG

あと少しで竣工。

R0011049.JPG