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補足。(妻に、もうちょっと説明しとかないと、お客さん来ないよと脅されたので...。)

常日頃、考えているのは、生活や活動があって生きてくる建築。また、建築によって活きてくる生活や活動、そして環境。
設計において、隅々まで気を配るのは当たり前だけど、ちょうど良い塩梅(だいたい)にしておくことの大切さ。煮えきってしまった料理には素材の瑞々しさが無いのだけれども、ニエキラナイ建築は生活や活動に自由と潤いをもたらしてくれる。

意外と良い言葉なんじゃないかな。「だいたいの建築」、「ニエキラナイ建築」...。


さて、あっという間に大晦日。先行きが見えない世の中ですが、新年を迎える初々しい気持ちを胸に頑張っていきたいと思います。 

では、良いお年を...。

もちつき

2008年12月28日

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末っ子がもちつきデビュー。

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3人で力を併せていってね。

恐神ハウス1227

2008年12月27日

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今日から現場はお休み。

年末年始の休みを利用して、内部では、床暖を運転して仮敷のヒノキフローリングを乾燥中。
ヒノキなどの針葉樹は乾燥収縮が大きい為、あらかじめ収縮させておこうと名津井さんと相談。
今のうちに構造材も乾燥を進めてくれれば、後での仕上材の動きも少なくて済みそう。

では、恐神ハウス、来年もよろしくね。

自分の建築を評してくれる友人がいる。

「だいたいの建築」とは真空ラボの面々。
そして、「ニエキラナイ建築」とは友高室内装飾の友高さん。

ことばだけ聞くと、なんかテキトーな仕事をしているように感じられてしまうかもしれない。
だけど自分としては、結構、この言葉は的を得てるなあ~と感じている。

「だいたい」とは構造がおろそかとか、ディテールが納まっていないとか、そんな話ではない。
細部の所まで気を配るのは当たり前なのだが、そういったものを「大きな意味」で方向性をまとめておけば、後は気にしない。細部に「大きな意味」とは別の「小さな意味」を付与することを避けていることである。
施主(旗をふる人)と打合せを重ねることで、共通の認識のもとに建築に「大きな意味」が与えられる。そして、後はそこで生活(活動)することを制限するような「小さな意味」をあえてつくらない。言うなれば、「大きな意味」以外は「だいたい」で良いということである。

そして、「ニエキラナイ」というのは、デザイナーとして「コー見せたい、アー見せたい」という意思が働いていないということ。そんな恣意的なデザインには興味がない。施主と「大きい意味」を見つけ出せれば、他のことは使い勝手やコストを考慮して決めていく。そして、物事を素直に成り立たせることに力を注ぎ、「泣かぬなら、泣かなくていいだよ。ホトトギスさん」の心構えで、無理をしない。

これらの意味を踏まえて、カッコよく言うならば「大らかな」なのかなと思うけど、ネガティブなイメージがまとわりついてしまう「だいたいの建築」、「ニエキラナイ建築」の方がお気に入り。

さて、来年も 「だいたいの建築」、「ニエキラナイ建築」 を実践していきますか...。

旗をふる人2

2008年12月26日

2001年11月より自分で仕事を始め、2003年6月に福井に移転した。
独立して7年、福井に来て5年ちょいが経過...。

今までの施主(あえて「様」をつけません。「旗をふる人」ですから)は順に

大学の友人
義母の友人
大学時代のスキー友達
行きつけの美容室
大学の後輩(S氏・H氏)
大学時代の友人(N氏)
N氏の友人
板金屋(マルヒサ・きの葉)さんの友人
高校の友人
「新しい住まいの設計」に掲載された住宅を見て、きて頂いた方
ネットで探して頂いた方1
大学時代の友人がバイトしていた居酒屋
S氏の友人
ネットで探して頂いた方2
H氏の仕事仲間
・・・

こうやって見てみると、初期の頃は友人・知人しかなく、最近は友人の紹介やネットで見つけてくれた方が多い。遠くの親戚より近くの他人という言葉通り、親戚がいまだになかったのだが、2つほど話がチラチラと舞い込んできている。

今後、どんな出会いがあるのか...。
HPもできたし、どんどん増えると良いんだけど、
旗をふる人と、旗に集まる人と...。

恐神ハウス1225

2008年12月25日

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ゆっくりと着実に進んでいます。

1/30の模型で検討してあるので空間を把握してはありますが、
実物で体感するとかなり良い空間。
天井の勾配とスミ切(この形状は恣意的ではなく、とある理由があるけど、その理由は後日...。)が効いており、大きな空間と大きな窓によって開放的ながらも、安心できる包まれ感があります。

1月末に完成予定です。
見学されたい方いらっしゃいましたら、メールをお送り下さい。

三国

2008年12月23日

21日は長女・長男の通う幼稚園の生活発表会。
春日井市から実家の両親も観覧していった。

今まで、まともに両親にプレゼントをしたことがなかったので、三国の民宿に泊まってもらい、かにを食べてもらった。うれしいことに宿泊客が両親のみで、温泉も貸切だし、食事も魚の刺身、焼き蟹、蟹刺身、ゆでずわい、背子かに...、とタラフク出たよう。

出島荘さんありがとう。
元気すぎる若女将にも会いたかったけど、またの機会に...。

両親を宿まで案内した時に久しぶりに東尋坊に寄ったけど、あまりにも「ザ・観光地」だったのがなあ...。なんか客を取り合うのではないスマートな賑わいを出して欲しい。各店が共存して協力し合えるような。小布施は結構スマートで、街に滞在するのが気持ちよかった。まあ、「ザ・観光地」もたまには良いかな。

そして両親と別れて、長女と長男を連れて三国温泉ゆあぽーとへ。露天風呂があると良いなあ...。そういえば昔、とある理由で望洋楼の温泉に入れてもらったことがあるけど、断崖の上に露天があり、最高に気持ちよかった。値段も「最高!」なので、泊まったことはないけど。

三国は面白い。自然も観光も文化もあるし、食もある。
最近、横田はるなさんもイイな...。知り合いじゃないけど。

20日に集落の青年団みたいな集まりの忘年会。
結婚して、この会に入って初めて、こうゆう飲み会にコンパニオンが来るのを知った。
まあ、おんちゃん(福井弁)らばっかりでは間が持たないのかな...。
話をしてて面白いコンパニオンも結構いるからイイけど。

22日は知合いの建築関係者での忘年会。
そこで、ショックを受けたのが、安居中のプロポーザルコンペが既に終了していたこと。

前々から安居中がプロポをやるようなウワサは耳にしていて、いつかいつかと期待していたけど、夏に告知・登録があり、10月頭に提出だったよう...。
帰ってきてネットで要項等を見たけど、オープンなプロポとしているのにチョロチョロとチェックしていた福井市のHPの新着情報・募集情報・検索等では見当たらない。自分のアンテナが弱かったのもいけないのだが、正直、本当にオープンでやる気があるのかと言いたい。こんな小さな都市で、設計を生業としているものに情報が行き渡らないオープンの仕方というのはね~。
市とパイプを持っている市内の大手事務所は何らかの情報を得やすいとは思うけど、自分のような個人事務所の耳にはナカナカ入ってこない。入札や指名コンペならいいけどオープンプロポなのに...。
実際、プロポは実績も考慮されるので、当事務所のような所は最終的には選ばれ難い面があるけど(今までもそんな経験がある)、そんなことで挑戦しない・できない理由にはならない。こちらのアンテナも強くしないといけないが、送信側も皆に行き渡るシステムを構築しないとね。

住宅は大好きなんだけど、学校や病院も設計したいな~。
もちろん工場・農舎等もOK。机や小物だって楽しく設計します。

DS2(ふたたび)

2008年12月19日

今日は長女の誕生日。

その頃、妻とは(ある意味)別居中というか、名古屋にいた私が週末だけ通い夫をしていた。 6年前の今日の前の日の夜に、しらさぎの最終便で福井駅に着き、人道橋を通って大月産婦人科まで行ったのをよく覚えている。

彼女の名前は「粋(すい)」。
純粋というよりはイキなオンナになって欲しい。(結婚する何年か前から性別関係なくつけようと思っていた。直前には身内に、だいぶ抵抗されたけど...。)

さて、誕生日プレゼントは何にしようか。もう過ぎちゃったけど...。
3日前にもDSをつくっていたけど、それはね...。


※データがいつのまにか消えちゃったので、再掲載です。忘年会の後に半ネムでブログを書いたときかな...。

旗をふる人

2008年12月18日

施主という言葉について。

以前、とある建築サイトで「施主」という言葉について、議論がありました。
そこで出たのが、「施しをする人」という意味。これでは、何か勘違いしてしまいそうですね...。

そして、それとは別に「旗を振る人」という意味。

実際、「施」という漢字には「吹き流しが長くのびるさま→多くの人に渡るよう施す」という字の成り立ちがありまして、「建物をたてるぞ~」という長い旗を持った人のもとに、それぞれの専門家である、建築士・施工業者・職人・銀行等々(順不同)が集まって、様々なサービスを提供する換わりに代金(手数料・利子)を頂く。この「旗をふる人」こそが「施主」の意味なんでしょうね。

「旗をふる人」...。いい言葉です。

どんどん振ってくださいね~。
親戚のシガラミや営業マンに振らされるのではなく、自分でシッカリと振ってください。
いつでも駆けつけますよ!

南陽

2008年12月17日

今日はメラハウスのクライアントSさんと、ハーモニーホール近くの建材屋、南陽さんで打合せ。

ここには照明をシュミレーションできるブースがあります。
そして、著名デザイナーによる、値段も素敵過ぎる家具や照明器具が置かれていますが、正直、こんな高いもの扱ったことがありません。ヤマギワさんが提案してくれた照明器具は当事務所で考えたもの(デザインとコストを考慮し、パナソニック・オーデリック・マックスレイ・山田照明・遠藤照明の寄せ集め)より、トータル2倍以上の価格...。最新の照明器具に著名建築家(自分が勤務していた事務所の所長が昔、番頭をしていた事務所)のものがあり、「こうゆうのをワンポイントで導入したいですね」とSさんと共感。

その後は色んなメーカーのキッチンを見て比較。当事務所では今までメーカーさんのキッチンを導入したことはありません(クライアントから要求があればメーカー品を導入します)。いつもクライアントの要望を聞きながらオリジナルで設計し、その多くをHSキッチンさんが製作。ここ南陽さんにもHSキッチンさんのつくったものが展示されています。

その後、帰り道がてらに施工中の恐神ハウスを見学して頂く。

そして、Sさんとは別れて、名津井建設の大工さんと打合せ。
設計料の話になり、「まあ、こんだけやってるなら、そんだけ掛かるわな」と、福井では高めの設計料を頂いている当事務所の仕事っぷりを納得して頂く。もともと、知っている人だけど無愛想な人なので、そう言ってくれるのが嬉しかったです。最後まで宜しくお願いしますね...。

恐神ハウス1216

2008年12月16日

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今日は換気棟の施工を確認。
当事務所でよく行う、屋根の2重構造。その間を通気層として、夏の遮熱、冬の結露防止を図ります。こんな具合に通気材を設置。通気層の透湿防水シートには地元企業セーレンさんのラミテクトサーモを使用。

デザインとはミテクレだけを考えるのではなく、このような機能をつくることもデザインなのです。

hacoaオープン

2008年12月13日

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昨日12日にレセプションがありました。
今回は、山口工芸さんが日頃お世話になっている方を対象とした、お披露目会です。

食事は鯖江の片田舎らしく、里芋や蕎麦、ごぼうを使った料理、そして、ダンダダさんのカレーをおいしく頂く。コジャレたものではなく、手作りの身近な料理でよかったです。このようなオモテナシや来客の方達を見ていて、社長の市橋さんがよく言っていた「河和田あっての山口工芸」を実感。

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この社屋では、セレクトショップとして山口工芸の商品だけでなく、他のファクトリーの商品も扱っています。山口工芸さんの商品としては、このキーボードが一番有名ですね。

夜は、d-improvementの吉村さん、真空ラボの出村さん、M設計室の前田さんとラポーゼかわだへ。これで3週連続で週末に温泉宿に宿泊。あとは、忘年会3~4回と、新春の温泉宿2回で年末年始のイベントは終わりかな...。

あさ、車をとりに山口工芸に行くと、みなさん出社して掃除をしていました。大事に使って頂き、設計者として大変嬉しいです。

ハコアopen近し

2008年12月10日

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山口工芸さんのショップ・ギャラリー部分のセッティングが進んでいます。
什器のデザイン・レイアウトは、当事務所はアドバイス程度のみで、山口工芸さんの方で検討・設計・施工されました。

恐神ハウス1207

2008年12月 7日

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今日の午前は恐神ハウスの打合せ。
「見ザル・言わザル・聞かザル」の3匹にも昨日からの雪が残っている。
現場には名津井建設さんのお客さんも見学に来たけど、イマイチ、ピンとこない様子。まあ、恐神ハウスの施主Fさん御家族の為のモノであって、展示場のように一般解としてのものではないから...。と、自分を納得させる。

午後からは農地・水・環境保全会という組織の会合。

そして、「ゆうさや」で忘年会。

5日、6日と農家組合長の慰労会に出てきました。
場所はあわらグランドホテル。なかなか懐かしい「ザ・温泉」という感じです。地域の農家組合長は33~70歳くらいまでの人達がいるのだけど、そのような世代間交流は結構、楽しい。10月には、そのメンバーで香港・マカオへ研修旅行。ほとんどの地域が1年任期なので、今年限りの人もいるけど、自分は来年もやります。

6日の朝には、あわらグランドホテルの女将に明治の政治家杉田定一翁の別荘を案内して頂く。中はほとんど改装されてしまっているけど、外観は当時の面影を残している。全てを昔のまま残すのではなく、時勢や状況に応じて改装しながら大事に使われていくのも良い事です。

その後、雪の中、ノーマルタイヤで農機の中古市へ。結構、高い...。

そして、タイヤ交換して、JIA(日本建築家協会)主催の千葉学先生の講演会へ。
名古屋にいる頃は身近に建築界の刺激があったけど、福井ではそのような刺激はありません。このような講演会は貴重です。でも福井では、名古屋では得られなかった別の刺激を受けながら、日々を過ごしています。

そして夜は、自治会長の代理で災害時要援護者避難支援制度の説明会へ。
災害時に地域の高齢者の方たちを手助けする方策を、平時にしておこうというものです。色んな物事において、ぶっつけ本番というのは難しい。事前に段取りやシュミレーションをするのは大変有効ですね。

だから、建築においても模型をつくって、シュミレーションするのは大変大事なのです。

DS

2008年12月 3日

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我が家のDSです。
上二人の手作り。友達や従兄弟が持ってるのを見て作りました。

「このDSなら目ぇ~、悪くならないの~(福井弁)」:長女

「ぼくのDS、うごかない~(涙)」:長男

なんとなくフビンになってしまうけど、もっと楽しいこと、夢中になることを見つけて欲しい...。

恐神ハウス1202

2008年12月 3日

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構造用合板も貼られ、サッシも付き、だいぶサマになってきた。

今回の構造用合板は住友林業クレストのヒノキ合板3x9版を使っています。
3x6は他社でもあったけど、3x9はたぶんココの会社だけしか扱っていない...。
内部結露を考え、あまり合板を使用しないようにしていたけど、今回は躯体アラワシなので使用しています。

恐神は川と山に挟まれた集落。
もともとあった風景の中に、そっと置いたような建築をつくりたいと考えています。

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須坂から山田温泉

2008年12月 1日

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ちょっと、紅葉が終わりかけの信州へ。

そこにあることが、当然かのように悠然と構えている建築。 
2階の障子が引違いではなく、外壁と同面で納まっていました。ディテールが分からない...。

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一番上の娘が、曾祖父の手を引いてくれています。
5年前に来た時は、ハイハイだったんだけどな...。

その日、泊まったのは山田温泉の山田館。すごく小さな温泉街(十軒くらい)でグルッとロータリーを廻れば、もう温泉街を一周してしまいます。でも塩味のする良い湯と素敵な宿でした。
本当は、隣の風景館の露天風呂に行きたかったけど、時間外だったので行けなかった。
そうだ!長野の仕事が始まったら、一人で行こう。